臼井正彦・東京医科大学理事長

自主自学・東京医科大学―創立100周年の集大成、都心の医療を革新する新大学病院―

1916年、日本医学専門学校を同盟退学した約450名の学生たちと、彼らの正義感と情熱に共感し支援した学祖・高橋琢也ら篤志家によって創設された東京医科大学。設立時の名称は東京医学講習所。2年後には当時の文部省の認可を受け東京医学専門学校、戦後の新学制により46年には大学として認可され、現在に至っている。その建学の精神は「自主自学」、校是は「正義・友愛・奉仕」。2016年には創立100周年を迎え、様々な記念事業を順調に遂行し、とりわけ次なる100年の舵取りを担う新大学病院建設事業は、1年後の開院を控え今が一番重要な時期となっている。そんな新宿の地に新しく開院する新大学病院は、創学時の精神に則り、都心の医療を革新する次世代型診療拠点となり得るのではなかろうか。
シリーズ「医学部新時代」の第7回では、臼井正彦・学校法人東京医科大学理事長にご登場いただき、新大学病院の開院を1年後に控え、次なる100年に向けた大学の目指す方向性や、医科大学の使命等についてお話を伺った。

  1.  伝統と革新で次なる100年に向かう  都心の医療を創造する新大学病院
  2.  JMCME認可とダヴィンチ手術  教育も診療も他に先駆ける
  3.  「自主自立経営」が支える高度医療と患者さんの安心・安全
  4.  医科大学の使命としての社会貢献

◎ 詳しい対談内容は月刊JMS・2018年7月号にてご覧ください。