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継続は力―菊医会30周年をお祝いして―

野村元久代表とは私が国立長寿医療研究センターの創設を担当していた頃からですから、かなり長いといえましょう。JMS誌は野村元久代表のご努力により、その内容は多彩(私も意見を述べる機会を得たことがありました)、医療環境の改善、向上のために大きな提言を果たしてきました。また巻末の人物欄では斯界の指導者のプロフィールが紹介され、医療界の相互理解と連帯感を深めるのに役立っています。ここにその30周年をお祝い申し上げるとともに、今後ますますのご発展を心から祈念いたします。  

井形 昭弘・元名古屋学芸大学学長


菊医会がこの度創立30周年を迎えられたことは、大変おめでたいことであります。

急速に少子高齢化が進み、医学・医療が大きな変革を迫られている現在こそ、健全な医学ジャーナリズムの果たすべき役割は、ますます大きくなっていると考えられます。今後とも野村元久代表取締役のリーダーシップのもと、楽しく役にたつ情報を、しかも美しい紙面で全国に発信し続けて頂きたい、そして様々な社会活動を展開して頂きたいと願っています。一層のご発展を期待しています。最後に菊医会創立30周年、まことにおめでとうございます。

井村 裕夫・京都大学名誉教授、先端医療振興財団名誉理事長


菊医会が創立30周年を迎られたことを心からお慶び申し上げます。

私たちJCHO(Japan Community Health care Organization=ジェイコー)も、医師偏在問題への取組、医療IT化の推進、総合診療医の育成、地域包括ケアシステムの構築など、公的医療機関としてのミッションを実現するため日々邁進いたしております。菊医会の皆様の、我が国の医療環境改善・向上のための更なる御活躍・御発展を御祈念申し上げます。

尾身茂・地域医療機能推進機構理事長


菊医会創立30周年おめでとうございます。

私と菊医会との関係はもっぱらJMS誌を介してでして、会長の野村元久氏とJMS誌上で対談を行った記憶があります。話の内容は覚えていませんが、楽しい時間を過ごすことができました。また、色々な医学関係の会で野村会長にお会いする機会が数多くありましたが、菊医会の沿革を拝読してその理由が良くわかりました。30周年を迎えた菊医会/ジャパン・メディカル・ソサエティの益々のご発展を祈っています。

高久史麿・前日本医学会会長


(株)菊医会/ジャパン・メディカル・ソサイエティが創立30周年を迎えられたこと、心よりお祝い申し上げます。

代表取締役の野村様とは長年にわたり公私共々親しくさせていただき、喜びもひとしおです。この30年の間、日本人の寿命は延び、世界最長寿の毎年の常連国となりました。今後は、日常的に介護を必要とせず自立して生活できる期間である「健康寿命」をさらに延ばし、寿命とのギャップを縮めることで経済的に活力ある健康長寿社会の実現を一緒に目指して参りましょう。貴会のますますのご発展をお祈りし、ご挨拶とさせていただきます。

武見敬三・参議院議員


本誌JMSと私との関わりは、平成13年4月から1年余の期間、拙著「シャングリラ(小説)」を連載した時に始まります。

そのきっかけは忘れてしまいましたが、野村主幹と日本医学会との関わりの中で生まれたのでしょう。その後、平成25年1月から、「柳絮舞う(大河小説)」を連載していますが、本年12月で完結します。このような素晴らしい雑誌に2度も小説を連載させていただき、本当に感謝しています。最後に、菊医会創立30周年、まことにおめでとうございます。

久道茂(筆名:茂堂久)・東北大学名誉教授、前日本医学会副会長


菊医会30周年お目出とうございます。

私は医学部合格を確実にするための特別なカリキュラムを持つ「プレメディカル東京」の発起人に名を連ねております。JMSも号を重ねる毎に充実しており、特に最近の内容には感心しております。医療問題は何時でも社会問題と関連しますので、今後も今の方針を貫いて、より良い情報を発信して下さい。

橋本葉子・東京女子医科大学名誉教授


菊医会30周年特別号に寄せて

撮影:齋藤文護

菊医会が誕生して30周年を迎えられるとのこと、まことにおめでとうございます。30年間にわたる長い歴史の中で、菊医会がどのような役割を果たしてこられたかについて会員の皆さまはよくご理解のことと思います。今後は、会員ではない方たちに対してもその活動について広報され、それらを共に分かちあうことが大事だと思います。今後もひき続きよき伝統が継承され、ますます発展されることを祈念して、創立30周年を迎える菊医会への餞の言葉とさせていただきます。

日野原重明・聖路加国際大学名誉理事長、聖路加国際病院名誉院長


菊医会30周年おめでとうございます。

野村元久社長とは20年来の知己ですが、氏は一貫して医師の福祉と医学教育改革のために献身的な努力をされ、医学情報誌、JMS誌執筆依頼の際には、ご自身でニューヨーク市の拙宅を訪問され、プレメディカル東京の設立の際には理事の方々と私を招かれ、プレメディカル教育導入で医師の質を改善し、医療倫理を弁えた患者中心の医療を施行するかの理念を明確にされたので学長を引き受けました。今後菊医会の益々のご発展を祈念致します。

廣瀬輝夫・日本医療経営学会名誉理事長、元ニューヨーク医科大学臨床外科教授


菊医会30周年おめでとうございます。

最近の調査結果においても、我が国の健康寿命は世界1位であると、本年8月、英国の医学誌に公表されました。その一方で、平均寿命と健康寿命には、約10年の隔たりがあります。今後のさらなる超高齢社会では、健康寿命を延伸し、社会に支えられる側から支える側になってもらうための取り組みが重要です。そうした意味からも、創立30周年を契機に、「心身ともに健康で豊かな長寿社会を目指す」ことを社是とする貴社のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

横倉義武・日本医師会会長