植木實・大阪医科薬科大学理事長

至誠仁術・大阪医科大学
―関西BNCT共同医療センターの誕生、地域と世界に開かれる「社会の公器」―

1927年、日本初の5年制高等医学専門学校として設立された大阪医科大学。学祖は、医師であり衆議院議員でもあった吉津度博士。2017年には創立90周年を迎え、9千余人の医師を輩出している同大学は、1904年創設の114年の伝統と歴史を誇る大阪薬科大学と法人合併し、2016年より学校法人大阪医科薬科大学として再スタートを切っている。
そんな大阪医科大学は、地域社会への貢献を通して「社会の公器」としての役割を担いながら、医療系総合大学として成長することを目指すと共に、本年3月には、国の健康・医療戦略にも位置付けられ、世界や本邦各方面から大きな関心を集めるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)による次世代がん治療施設「関西BNCT共同医療センター」を竣工、6月には開院に至っている。
1年続いたシリーズ「医学部新時代」の最終回では、植木實・学校法人大阪医科薬科大学理事長にご登場いただき、関西BNCT共同医療センターの展望や、医療系大学が果たす社会貢献の在り方等についてお話を伺った。

  1.  がん最先端治療の新拠点「関西BNCT共同医療センター」誕生
  2.  医療人の本質は“至誠” 法人合併で医療系総合大学へ
  3.  「たかつきモデル」が叶える社会貢献  産官学の三位一体で健康寿命を延伸
  4.  Society 5.0 への挑戦  SSDを通じて人材育成の強化を図る

◎ 詳しい対談内容は月刊JMS・2018年12月号にてご覧ください。