弦間昭彦・日本医科大学学長

応需革新・日本医科大学
―テクノロジーと心の共存を図り、先進社会に適う医学・医療を提供する―

1876年、日本最古の私立医学校「済生学舎」を前身として設立された日本医科大学。学祖は、自由党代議士であった長谷川泰氏。これまでに野口英世をはじめ、浅川範彦、吉岡彌生、小口忠太、肥沼信次、丸山千里等、日本の近・現代医学史に名を刻む多くの卒業生を輩出してきている。また女性の労働が一般的ではなかった明治時代に、130名以上の女性医師が済生学舎から巣立っていった。

そんな歴史ある日本医科大学は、伝統に甘んじることなく、学是の「克己殉公」、すなわち“己に克ち、社会のために尽くす”精神を受け継ぎ、人工知能やロボット工学等、最先端テクノロジーが社会を遍く照らす時代に、現代のニーズに応需したさまざまな改革を行い、新たな医学・医療の提供に邁進している。

シリーズ「医学部新時代」の第11回では、弦間昭彦・日本医科大学学長にご登場いただき、テクノロジーを利活用した同大学が目指す医学・医療の形、今後の医学教育の在り方等についてお話を伺った。

  1.  伝統に裏打ちされた開拓者精神で、新時代の医学・医療史に名を刻む
  2.  教育は旧態依然ではなら 未来型医学教育を遂行
  3.  AIやロボットを使いこなせる医師に
  4.  日本随一の歴史と実績を誇るドクターヘリ 国際医療経験は成田国際空港で開花

◎ 詳しい対談内容は月刊JMS・2018年11月号にてご覧ください。