日本童謡学会記者発表会

1月31日、霞会館(東京都千代田区)にて行われた日本童謡学会の一般社団法人化に関する記者発表会の模様を取材。同学会は、童謡の普及・発展によって「世代を超えたコミュニケーションの活性化」、「童謡を題材にした地域創世」、「国際文化交流への活用」などの効果が期待できることを述べ、人、地域、世界を繋ぐ日本文化として童謡を次世代に歌い継ぐ使命を果たしていく姿勢をあらためて示していた。国会の合間を縫って会場に駆けつけた同会名誉理事長の山東昭子氏は、「今日本の社会は親の不在、虐待等の問題を多く抱えている。であればこそ、日本全国の情景の素晴らしさや当時の人々の営みをうたった童謡文化を通して、心が洗われるような社会を作っていくことが求められている。日常生活や学校で童謡がいつでも歌われる環境が整っていくことを祈念する」と挨拶している。

<取材対象者>

海沼 実(日本童謡学会理事長・音羽ゆりかご会会長)/山東昭子(日本童謡学会名誉理事・参議院議員)/海老名 香葉子(初代林家三平夫人)/大庭照子(日本童謡学会名誉理事・NPO法人日本国際童謡館 館長)/山田 真治(日本童謡学会名誉理事・松本短期大学教授)/星 僚太朗(日本童謡学会事務局長)/奥山京子(NPO法人オフィスリブスタイル理事)/野口不二子(野口雨情の孫)/松尾一彦(作曲家・元オフコース)


◎ 詳細は月刊JMS・2019年3月号にてご覧ください。