医療・介護の総合展示会 東京ケアウィーク2019

2月6日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で行われた「東京ケアウィーク2019」の講演を取材。「人口減少時代の医療・介護と地域づくり」と題する基調講演で登壇した永井良三・自治医科大学学長/東京大学名誉教授は、日本社会の重要課題として少子高齢化がクローズアップされているが、首都圏の一極的な人口集中、地方の過疎化により目を向けていくべきであるとの視点を示した。同氏はまた、日本の医療はアメリカの市場原理主義、ヨーロッパの国家管理主義とは異なり、行政や医療関係者らが協議して近似解を暫定的に置きながら進めていく体制であることを示しつつ、各関係者がより客観的で正確なデータを提示して、国民の利益になることを基本理念としながら協議を進めていくことの重要性を示している。

<取材対象者>

永井良三(自治医科大学学長、東京大学名誉教授)/佐々木正大(内閣官房 健康・医療戦略室 企画官)/植田拓也(東京都健康長寿医療センター研究所 東京都介護予防推進支援センター 副センター長)


◎ 詳細は月刊JMS・2019年3月号にてご覧ください。