第53回 日本成人病(生活習慣病)学会学術集会

社会への貢献

2018年1月12~13日、都市センターホテル(東京都千代田区)にて行われた第53回日本成人病(生活習慣病)学会学術集会の模様を取材。同学会の小田原雅人理事長(東京医科大)は、糖尿病が生活習慣病に与える影響について解説。糖尿病が心筋梗塞・脳卒中、認知症などの発症リスクを2~3倍にまで高めることについて統計データを交えながら示した。また同学会の大会長を務めた代田浩之(順天堂大学)は自らヒト臨床、冠動脈造影試験などを実施し解明してきたスタチンによる心血管イベント抑制効果を中心に紹介。スタチンがLDLコレステロールを低下させることでプラークを安定化させ動脈硬化を抑えていく機序を明快に示した。

<取材対象者>

小田原雅人(日本成人病⦅生活習慣病⦆学会理事長、東京医科大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科 主任教授)/代田浩之(順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学教授)/東海林幹夫(弘前大学医学研究科脳神経内科学教授)


◎ 詳細は月刊JMS・2019年2月号にてご覧ください。