第29回 日本疫学会学術総会 疫学の本質—限界への挑戦

1月30~2月1日、国立がん研究センター(東京都中央区)にて開催された「第29回日本疫学会学術総会」の模様の取材。本稿では、臨床試験で有効性が証明されても実臨床での応用がうまく進んでいかない治療や薬物をどう普及・浸透させていくかという現代疫学における最大のテーマであるImplementation Scienceについてのあり方について紹介している。また今年から利用できるようになった全国がん登録情報の情報入手のための手続きや活用の仕方についても詳しく紹介しているほか、加熱式タバコや電子タバコなども含む禁煙外来のあり方などについての講演も詳しくレポートしている。

<取材対象者>

島津太一(国立がん研究センター社会と健康研究センター、予防研究部 室長)/堀芽久美(国立がん研究センターがん対策情報センターがん統計・総合解析研究部)/片野田耕太・国立がん研究センター がん対策情報センター がん統計・総合解析研究部 部長/松田智大・国立がん研究センター がん対策情報センター がん登録センター室長/柴田亜希子・国立がん研究センター がん対策情報センター がん登録センター/田淵貴大・大阪国際がんセンター がん対策センター疫学統計部 副部長/矢野栄二・帝京大学大学院 公衆衛生学研究科 客員教授


◎ 詳細は月刊JMS・2019年3月号にてご覧ください。