第18回 日本旅行医学会大会
Olympicの旅行医学
4月6・7日の2日間にかけて、「第18回 日本旅行医学会大会」(大会長:土肥美智子、理事長:小川富雄)が国立オリンピック記念青少年総合センターにて盛大に開催された。
そもそも旅行医学とは、広く旅に関わる疾患やけがを防ぐことを目的とした新たな応用学問。国際基準の旅行医学に関わる知識の普及が期待される中で、日本旅行医学会では人々の安全・安心な旅を可能にするために調査研究・討論を重ね、それらの情報発信に努めている。
そんなコンセプトに立った日本旅行医学会の今回の大会では、「Olympicの旅行医学」をテーマに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え招致活動を積極的に行う中で課題として浮上した、アスリートやその追随スタッフ、訪日外国人への医療提供体制(救急旅行医学・アウトドアスポーツ旅行医学)に加え、感染症の旅行医学や自然災害とアクシデントの旅行医学、健康増進旅行医学に関する講演・セミナー、ポスター発表が行われた。本誌ではその中のいくつかのトピックを紹介する。
<取材対象者>
Dr. Nebojša Nikolić(World Sailing Medical Commission/ IOC Water Quality Working )/土肥美智子(国立スポーツ科学センターメディカルセンター副主任研究員)/宮本哲也(公財 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会医療サービス部長)
◎ 詳細は月刊JMS・2019年5月号にてご覧ください。