第38回 日本認知症学会学術集会

認知症学の体系化-基礎から臨床、ケアまで-

11月7日から9日、京王プラザホテル(東京都新宿区)にて、第38回日本認知症学会学術集会が開催された。今回のテーマは「認知症学の体系化-基礎から臨床、ケアまで-」。

現在、我が国の認知症患者数は約500万人。団塊世代が75歳を迎える2025年には、その数はさらに増え約700万人に達することが推計されている。とはいえ、認知症の根本的解決に向けた治療法も薬剤も提供されいないのが現状である。そんな日本のみならず世界でもその対策が喫緊の課題となっている認知症の医学的そして社会的な対応に向けて、今回は基礎医学研究者から認知症診療に携わる臨床医、薬剤師や看護師、介護やケアのスタッフなど多職種による発表が行われた。

本誌では会長講演と、一部特別講演、プレナリーレクチャーの概要をお伝えする。

<取材対象者>

羽生春夫(東京医科大学高齢総合医学分野主任教授)/鈴木康裕(厚生労働省医務技監)/阿部康二(岡山大学脳神経内科学教授)


◎ 詳細は月刊JMS・2019年12月号にてご覧ください。