新元号あやかり婚! 素早い”片付け”が幸運の鍵。

5月1日の皇太子殿下の新天皇ご即位に伴い、元号が改められます。もし自分の未来に「結婚」は外せないと貴方が思うのならば、まさに新元号にあやかって、年内の成婚へ向けて全力で直走っていきましょう。

ただ頑張るといっても実際は“何を?”となります。しかし、答えが一つあるとすれば、「結婚するための行動に出ること」です。しかし、行動一つ取ったところで、素早い人やぐずぐずしている人等、人の行動の在り方は様々です。とはいえ、結婚したい気持ちがあるならば、兎にも角にも「素早い行動」が鍵となってきます。

時節柄、3月3日の桃の節句と言えば、“ひな人形の片づけが3月3日を過ぎてしまうと結婚できない”というひな人形にちなんだジンクスは、女性なら誰もが知っていることでしょう。もっとも、このジンクスは都市伝説と言われていますが、行動心理学的に眺めると一概に都市伝説として一笑に付すわけにはいかないようです。

例えば、あるXという物事があり、それをAさんとBさんが欲しがっているとします。Aさんは思い悩むことなく、Bさんは他の理由や可能性を求める癖があるとします。この場合、Xを獲得するのは間違いなくAさんになります。Bさんは頭で考えるあまり逡巡して機を逸してしまうからです。なるほど、“幸運の女神には前髪しかない”という諺もあります。 

そのような観点からするとひな人形のジンクスは、片付けようとしない娘に対し、親が「嫁に行き遅れるぞ」という戒めとして人々の間に定着していったと推察されます。そしてそれは、 “素早く物事を片付けられないようでは、「新しいこと・もの」は手にできない”との教訓とも捉えられます。

そもそもあらゆる儀式というのは「ハレの日」のものです。いかにも人はハレ(非日常)を持ち望み、ハレがあればこそケ(日常)を送ることができます。しかし、人はハレばかりでは生きていけません。このロジックからすると、ひな祭りというハレが終わるや否や、人は日常生活に戻るためにも素早く「片付ける」必要があったとも考えられます。

さて、結婚とはすなわち儀式です。そして儀式もまたハレです。すると、普段からメリハリの利いた日常を大切に送れる人、素早く目標を定めて行動できる人が結婚に近い人だと言えそうです、結婚する気持ちがあるならば。

もし貴方が過去の実らなかった恋に今でも拘泥していたり、行動できない自分にうんざりしているなら、おそらく結婚はまだ遠い先にあります。しかし、普段のそうした「行い」を“片付ける”ことで、結婚により一歩近づくことは可能なのです。

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