どうなる? 日本版 NIH の未来

日本科学技術ジャーナリスト会議 緊急講演会

2月20日、日本プレスセンター(千代田区幸町)にて日本科学技術ジャーナリスト会議による緊急講演会が開催された。
AMED(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構)は、「基礎から臨床応用までの医療研究を一気通貫に支援し、一日も早い成果の社会実装を目指す」ことを目的に設立されたファウンディングエージェンシー(予算配分機関)。 2015年の設立から5年の間に、創薬やバイオバンク構築、国際連携データシェアリングによる未診断疾患の早期診断システムの開発等に対する支援において、一定の成果を挙げてきた。
しかしながら最近の報道では、AMEDの管轄業務である研究開発の予算配分に対し政府側からの介入があったとされ、AMEDの独立性、更には科学研究の自律性に疑問の目が向けられている。
これを踏まえ、当日はAMEDの現理事長である末松誠氏を招聘。同氏よりAMEDのこれまでの5年間の活動についての解説と、今後の医療研究の開発支援、更には科学と政治のあるべき関係性について、またこれらと併せ、世界的に対策が焦眉の急となっている新型コロナウイルスについても、意見を伺った。

<取材対象者>末松誠・AMED(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構)理事長


◎ 詳細は月刊JMS・2020年4月号にてご覧ください。