日本医師会 ハーバード大学 武見太郎 記念国際シンポジウム

地域医療システムとイノベーション:UHCの基盤を築く

2018年2月17日、日本医師会大講堂で盛大に開催された「日本医師会 ハーバード大学 武見太郎 記念国際シンポジウム」を取材。

1983年に武見太郎・元日本医師会長が構想した「医療資源の開発と配分」に着目したハーバード大学が学内に設置した「武見国際保健プログラム」。同プログラムにおいて毎年世界各国より10名程度の中堅専門家・研究者がフェローとして選出され、国際保健や医療政策に関する研究活動が行われ、プログラム修了後は多くが世界各国の幅広い分野で活躍しているという。

本プログラム設立から35年が経った今、国際保健分野では、すべての人が負担可能なコストで適切な医療にアクセスできる「UHC(Universal Health Coverage)」が謳われ、その政策概念や制度設計を実現するための学際的方法の開発が期待されている。

本稿では、横倉義武・日本医師会長、世界医師会長やハーバード大学の武見国際保健プログラム主任教授らがUHC普及のための取り組みについて語っている。

<取材対象者>

武見敬三(参議院議員)/サー・マイケル・マーモット(世界医師会元会長、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン疫学教授)/マイケル・ライシュ(ハーバード大学T.H. Chan 公衆衛生大学院 武見国際保健プログラム主任教授、国際保健政策教授)/横倉義武(日本医師会長、世界医師会長)/ブライアン・マクロスキー(英勲爵士、大規模イベントと地球規模健康危機管理に関するWHO協力センター)/マルシア・カストロ(ハーバード大学T.H. Chan 公衆衛生大学院、国際保健人口学部人口統計学准教授)/永井良三(自治医科大学学長)/他


◎ 詳細は月刊JMS・2018年3月号にてご覧ください。