第37回 日本ロボット学会 学術講演会 プレスセミナー

9月3日、早稲田大学グリーン・コンピューティング・システム開発センター(新宿区早稲田町)において、日本ロボット学会学術講演会(RSJ2019)のプレスリリースが行われた。

ロボットといえばこれまでは産業用機械のイメージが強かった。しかし、近年では人工知能や深層学習といった技術のロボットへの応用可能性が検討され始め、産業以外の一般社会への、ロボットの進出も模索されようとしている。ただそのためには、効率性や精度・強度などを追求する従来型の“工学”的な議論のみならず、それと人間とのかかわり方、例えば心理・哲学、あるいは社会学的な側面からの議論が重要なものとなることから、今やロボット学会では、これらの側面からの議論も行う新たなロボットの学(「ロボ學」)を提唱しているという。

そこで本稿では、このプレスリリース当日に公表された、新たなロボット学の概要や、その考え方に沿った幾つかの技術的成果について紹介する。

<取材対象者>

村上弘記(日本ロボット学会副会長)/今村紗英子(株式会社INOWA代表取締役社長)/小村稔(株式会社ROCK&LOTUS代表取締役)/斎藤こずえ(株式会社オムツテック取締役) /他


◎ 詳細は月刊JMS・2019年10月号にてご覧ください。