第30回 日本医学会総会 2019中部

医学と医療の深化と広がり-健康長寿社会の実現をめざして-

4月27日から29日までの3日間、「第30回日本医学会総会 2019中部」が、名古屋国際会議場を中心に盛大に開催された。テーマは「医学と医療の深化と広がり—健康長寿社会の実現をめざして—」。その下に4つの柱が置かれ、分野横断型のプログラムが企画されている。
明治35年に第1回日本医学会総会(以下、医総会)が開催されてから120年を経た本会は、記念すべき第30回目という節目に当たる。また、名古屋での開催は第24回(1995年)に次いで、実に24年ぶりとなる。今回は日本列島を横断する愛知、岐阜、三重、静岡、石川、福井、富山、長野の計8県の医師会、12の医科大学・医学部が連携したオール中部での開催となった。
本総会に先立つこと、3月30日より4月7日まで一般市民を対象とした市民展示「健康未来EXPO2019」が「ポートメッセなごや」にて開催され、約30万人が来場。また、名古屋大学博物館では3月2日より4月28日まで医学史展が行われ、多くの親子連れが訪れた。
 学術講演は名古屋国際会議場以外に、名古屋学院大学、ウインクあいちにて実施。学術展示は医総会会期中、「ポートメッセなごや」にて行われた。

<取材対象者>
齋藤英彦(名古屋大学名誉教授、第30回日本医学会総会2019中部 会頭)/横倉義武(日本医師会会長)/門田守人(日本医学会会長)/天野浩(名古屋大学未来材料・システム研究所 未来エレクトロニクス集積研究センター長・教授)/川口淳一郎(宇宙研究開発機構(JAXA)シニアフェロー)/末松誠(国立研究開発法人日本医療研究開発機構理事長)/福和伸夫(名古屋大学減災連携研究センター長・教授)/本庶佑(京都大学高等研究院副院長・特別教授)/山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所(CiRA)所長)


◎ 詳細は月刊JMS・2019年6月号にてご覧ください。