第47回 フローレンス・ナイチンゲール記章授与式

秋山正子・マギーズ東京共同代表理事・センター長、竹下喜久子・日本赤十字社看護師同方会理事長 が受章

8月7日、第47回フローレンス・ナイチンゲール記章授与式が、日本赤十字社名誉総裁であられる皇后陛下の行啓を仰ぎ、名誉副総裁の秋篠宮皇嗣妃殿下、常陸宮妃殿下、寛仁親王妃信子殿下、高円宮妃殿下らのご臨席、厚生労働大臣をはじめとする来賓各位の参列を得、東京プリンスホテル(東京・芝)にて行われた。

今回は世界で29人が受章し、日本からはがん患者や家族を支援する認定NPO法人「マギーズ東京」共同代表理事・センター長の秋山正子氏と、東日本大震災の災害医療体制維持などに尽力した日本赤十字社看護師同方会理事長の竹下喜久子氏が受章。会場に受章者である秋山・竹下両氏が入場すると、ほどなくして皇后陛下と各妃殿下がご臨場され、式典は開催された。

開式後、参加者一同による国歌斉唱が行われ、その後、フローレンス・ナイチンゲール女史の遺沢を偲び、看護専門学校生らによるキャンドルサービスが行われた。ライトが遍く消された会場は、看護学生らが掲げる一縷の燭によって、優しい色合いに包まれた。

続いて、1925年4月に貞明皇太后陛下が社業御奨励の思召をもって日本赤十字社(以下:日赤)に下し賜った御歌「四方の国」が斉唱された。これは日赤の発展に多大な貢献のあった皇太后陛下の和歌として、看護大学・短大や看護専門学校等で入学式や卒業式などの式典の際に歌われ、受け継がれてきたものである。


◎ 詳細は月刊JMS・2019年9月号にてご覧ください。