2019年 比較腫瘍学常陸宮賞授賞式
第22回の受賞者は東京大学薬学部教授の三浦正幸博士
5月14日、第22回目となる2019年比較腫瘍学常陸宮賞の授賞式が、東京・大手町のクラブ関東にて開催され、三浦正幸・東京大学薬学部教授に賞を贈呈した。
本賞は、常陸宮正仁親王殿下の多年にわたるがんのご研究を記念すると共に、殿下のご研究分野である比較腫瘍学ならびに関連研究の奨励を図るために、殿下60歳のお誕生日(95年11月28日)を祝して、公益財団法人がん研究会に設置。比較腫瘍学常陸宮賞委員会が運営に当たり、96年の第1回以来、今回を含めてこれまでに国内外の研究者27名(うち外国人13名)が受賞している。
今回の受賞研究は「アポトーシスの遺伝学と生理機能」。線虫やショウジョウバエという無脊椎動物の研究に端を発し、アポトーシスへの理解を深めると共に、それを哺乳類のがんや病気の発生機構の解明に繋げたことが高く評価され、この度の受賞となった。
◎ 詳細は月刊JMS・2019年6月号にてご覧ください。