GAS設立に向けて:次世代に繋ぐ正論(2)
人生100年時代と言われる昨今。政府は社会保障の維持を目指し、健康寿命の延伸を掲げている。高齢であっても労働や社会活動に参加することで、少しでも若者の負担を和らげるような社会システムへの移行を目指している。
翻ってわが社・菊医会も創立時より、「心身ともに健康で豊かな長寿社会の実現」を社是に掲げてきた。33年間に亘る活動と月刊JMS誌を通じて、理念の実現に関わる多くの医療情報・政策提案を発信してきた。であればこそ、高齢者の活躍が期待されている令和の御代に、さらなる飛躍と次世代の日本に向けた貢献を目指し、活動していきたいと考えている。
そんな折、米国では65歳以上が“Golden Ager”と呼ばれ、後進の育成と社会貢献の役割を担う尊敬される世代と位置付けられたこと。また、一昨年に亡くなられた日野原重明先生は75歳以上を「新老人」と定義されたこと。これらの考え方を踏まえ、高齢者のより一層の活躍を支援するために、わが社はGolden Agerの名を冠した組織「The Golden AgerSociety」の設立に向けて動き始めているところである。
その新組織設立に向けた活動の一環として、JMS誌7月号より各界で活躍されているGolden Agerを迎え、主幹・野村元久を聞き手に対談「次世代に繋ぐ正論」を行う。第2回の対談者は、九州大学名誉教授の藤野武彦氏。「脳疲労」を解消する「BOOCS法」ならびにプラズマローゲン(Pls)の研究において世界を牽引する藤野教授よりお話を伺った。
<取材対象者>
藤野武彦(九州大学名誉教授)/聞き手・野村元久(JMS主幹)
◎ 詳細は月刊JMS・2019年8月号にてご覧ください。