アーカイブ

内視鏡検診

胃内視鏡検査については3年に1回の受診で胃がんの死亡率が30%低下するという研究が報告されている。その一方で衛生管理の不備による感染、前処置の喉頭麻酔によるショックや穿孔・出血などが起こるリスクがある。

続きを読む

NASH

NAFLDの約10%の症例で線維化が進み、肝硬変にまで至る症例があることから提唱され始めた肝疾患。1日のアルコール摂取量が男性30g以下、女性20g以下での肝硬変においてNASHと診断される。NASH患者では多くが肥満と

続きを読む

NAFLD

Non-Alcoholic Fatty Liver Disease(非アルコール性脂肪性疾患)の略称。1日のアルコール摂取量が男性30g以下、女性20g以下の飲酒歴で、C型もしくはB型の肝炎ウイルスや自己免疫性疾患のよう

続きを読む

CPAP

Continuous Positive Airway Pressureの略称。「経鼻的持続陽圧呼吸療法」とも呼ばれる。閉塞性睡眠時無呼吸に有効な治療方法として欧米や日本国内で最も普及している治療方法。基本原理は、寝ている

続きを読む

シグナル伝達機構

細胞膜上の受容体が細胞外からのシグナルを感知し、細胞内の分子にシグナルを送り、別の分子がこれを受け取り……、と次々にシグナルの受け渡しを行いながら、他の経路とも関係し合いながら、最終的には核内の特定遺伝子の転写調節に及ん

続きを読む

FIM値

FIMは「Functional Independence Measure(機能的自立度評価法)」略語。医療・介護現場ではリハビリテーションにおける日常生活動作(ADL)の評価に使われており、保険診療における出来高算定でも

続きを読む

ダヴィンチ(da Vinci)

米国Intuitive Surgical社が開発した手術支援ロボット。1999年に上市され、繊細で複雑な低侵襲手術を行えることから、世界中の医療現場に広がっている。日本では2014年から販売開始され、2018年の診療報酬

続きを読む

モノクローナル抗体

あるB細胞が作り出して体内で特定の作用を起こす抗体を人工的にクローン化(量産)したもの。体内に量産した抗体を投与することによって、標的となる分子に到達し抗原抗体反応を起こしやすくすることで、薬効の発揮をねらう。

続きを読む

ロコモティブシンドローム

運動器症候群、ロコモと略されることも多い。運動器の障害により、要介護になるリスクの高い状態になることを示す。2007年に日本整形外科学会が提唱した概念。

続きを読む

フレイル

加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態をいう。「虚弱」

続きを読む