令和八年 新年のご挨拶
新春の候、皆さまにおかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は月刊『JMS(Japan Medical Society)』の編集・発行に対し、多大なるご厚情とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、昨今の日本医療を俯瞰いたしますと、長年の懸案であった「医師の働き方改革」が施行され、医療現場は労働環境の適正化と医療の質の両立という、極めて難しい舵取りを迫られております。さらに、「2025年問題」を経て、生産年齢人口が急激に減少する「2040年問題」が目前に迫る中、医療・介護提供体制の持続可能性はいよいよ正念場を迎えました。これからの時代は、医療DXによる抜本的な効率化はもちろんのこと、予防医療の推進、そして地域社会全体で支える包括ケアシステムの再構築が不可欠となっております。
こうした医療界の変革期において、私たち『JMS』が果たすべき役割は、単なる情報の伝達者にとどまりません。医療に関わる様々なステークホルダーの「対話の場」を創出し、多角的な視点から医療の未来を提言し続けることこそが、本誌の使命であると確信しております。
本年も、医師の知的好奇心を満たす上質なライフスタイル記事に加え、日本の医療が直面する構造的課題に鋭く切り込む特集、そして次世代の医療を拓くイノベーションの紹介に、編集部一丸となって取り組んでまいる所存です。
皆さまにおかれましても、医療の発展を支える不可欠なパートナーとして、本年も変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、伏してお願い申し上げます。 末筆ながら、皆さまの更なるご発展とご健勝を心より祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。
敬具
月刊JMS 編集部 一同
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