7月号掲載 新製品情報

汎用超音波診断装置〝LOGIQ〟シリーズの最上位機種「LOGIQ E10」

GEヘルスケア・ジャパンは汎用超音波診断装置“LOGIQ”シリーズのフラグシップモデル「LOGIQ E10」を販売開始した。LOGIQ E10は、さらなる高画質を実現した汎用超音波装置の最上位機種で、大学病院・地域中核病院などの高性能超音波診断装置を必要とする病院や、急性期疾患の精査を担う専門性の高い施設などを主要ターゲットとして販売される。

「LOGIQ E10」は、超音波検査に関わる医師・技師のこうしたニーズに対応するソリューションとして開発され、検者および患者双方の負担軽減と客観性の高い検査を実現した新製品。従来、超音波診断装置の検査データの受送信はハードウェアを介して行われ、固定の画像処理プロセスに制御されていたため、高分解能と高感度を両立する画像表示には制限があった。LOGIQ E10は、NVIDIA社製の高性能GPUを搭載し、画像処理プロセスをソフトウェア上で行うことで、多方向から受信・蓄積した超音波データをピクセルレベルで焦点(フォーカス)を合わせるよう再構成できるようになった。また、その膨大なデータ情報処理をリアルタイムに行うことが可能となった。

これらの処理により、Bモード(モノクロの断層画像)だけでなく、血流イメージングモードなどでも高い空間分解能とフレームレート(リアルタイム性)、感度の向上を実現した。さらに、超音波のエネルギー効率を最大化するために日本で開発されたXDclear(エックスディークリア)プローブに新しいラインナップを増やし、また有機ELディスプレイで画像を表示することで、データ取得、画像処理、表示まで一気通貫したプロセスを経た高画質を可能とした。これにより、高い精度による形態観察・質的評価をサポートする。これらのソフトウェア技術革新による高画質かつ高精度での画像表示と、操作性を高めるための機能の採用により、従来は描出が困難な患者において検者のストレスが軽減され、検査時間が短縮されることで、患者の負担も軽減されることが期待される。


製品に関するお問合せ先
GEヘルスケア・ジャパン(株)
コミュニケーション本部
TEL 0120-202-021
www.gehealthcare.co.jp

 

FD搭載モバイルCアームイメージングシステム「Cios Select FD」

シーメンスヘルスケアは、モバイルCアームイメージングシステムの新製品「Cios Select FD」の販売を開始した。

X線CT装置や血管撮影装置に代表される放射線画像診断装置において、高い空間分解能や広いダイナミックレンジなどの基本特性の高さから、FDを搭載したシステムが普及しており、モバイルCアームイメージングシステムにおいても、FD搭載型のシステムがマーケットトレンドとなりつつある。

「Cios Select FD」は、Ciosシリーズの中でもっともコンパクトで、整形外科領域で定評のあった「Cios Select」にFD技術を取り入れた、FD搭載モバイルCアームイメージングシステムのエントリーモデル。Siemens Healthineersは、これまでハイエンドモデルが中心であったFD搭載モバイルCアームイメージングシステムのラインナップを拡充することで、血管内治療や脊椎手術に加え、外傷や関節などの整形外科手術、泌尿器科、外科、麻酔科など幅広い領域における術中イメージングに、FDによる高画質な画像の提供を実現する。


製品に関するお問合せ先
シーメンスヘルスケア(株)
TEL 0120-041-387
www.healthcare.siemens.co.jp

 

タブレット型超音波画像診断装置「SonoSite iViz」用のプローブ「SonoSite iViz C60v プローブ」

富士フイルムメディカルは、タブレット型超音波画像診断装置「SonoSite iViz」用プローブとして、腹部用のコンベックスプローブ「SonoSite iViz C60v プローブ」と、穿刺用に適したリニアプローブ「SonoSite iViz L25v プローブ」を発売した。

SonoSite iViz C60v プローブは、上位機種に搭載されている富士フイルムのデバイス技術「DirectClear™」が搭載されている。同技術は、超音波の変換効率を向上させ、さらに被写体に入射する超音波の量を増やすことで、深さ方向の分解能の向上と高感度化を実現したもので、体内深部も鮮明に観察することができ、診断・処置の効率を高める。これにより、タブレット型の小型超音波でありながら、さらなる高画質画像を実現した。

またSonoSite iViz L25v プローブは、体表の浅い部分にある血管を鮮明に描出し、穿刺などをサポートする。さらに、眼球エコーも行えるため、眼科領域でも使用できる。


製品に関するお問合せ先
富士フイルムメディカル(株)
営業本部 マーケティング部
TEL 03-6419-8033
http://fms.fujifilm.co.jp/

 

ラボ・スループットとカテーテルガイドの正確性を向上させる循環器用超音波診断装置「EPIQ CVx」

フィリップス・ジャパンは、新型超音波診断装置「EPIQ CVx」の販売を開始した。

■EPIQ CVxの特長

1.フォトリアリスティック イメージ

フォトリアリスティックな3Dレンダリング(3D画像構築)を可能にした「TrueVue」機能は、インターベンション中のハートチームのコミュニケーションを支え、精度の高い手技をサポートする。光源を3D Volumeの周囲だけでなく、組織の深さ方向に配置することができ、より詳細に解剖を表現可能になった。また、タッチスクリーン上に表示された画像を指先でタップし、3Dデータセットを縮小、拡大、回転させることが可能である。 

新しいEPIQ CVxを見た臨床医の89%が、画質やワークフローの向上とVisualization Toolの進化により、カテーテルガイドの正確性が向上すると回答している。

2.アナトミカル・インテリジェンス(AIUS)によるフルサイクルの心臓定量化(Dynamic HeartModelA.I.)

現代では、かつてない量のデータを利用することができるようになった。そのため、再現性のあるデータを取得して価値のある情報に変換し、診断や治療のガイドとするためのプロセスを、より簡単かつ迅速に行えるツールが必要である。AIUSは、解剖学的知識に基づく自動化により、数ステップで再現性の高い結果を取得することを可能にした。新しいアプリケーションである、「Dynamic HeartModelA.I.」は、左室(LV)および左心房(LA)の心周期でのVolumeカーブを表示し、また、LV mass、LVおよびLAのCardiac Indexも解析可能。さらに、1回の動画保存から複数の心拍を解析し、任意の複数の心拍から平均値を算出することができる。 

新しいEPIQ CVxを見た臨床医の97%が、左心定量化のスピードがアップすればラボ・スループット(検査効率)もアップすると回答している。

3.有機ELディスプレイ

高解像度、優れた時間分解能、高い均一性とペネトレーション(透過性・浸透性)を可能にしたソフトウェアビームフォーミング技術であるnSIGHTイメージング。その性能を最大限に生かす、先進の有機ELディスプレイが搭載された。180°の広範な視野角を持つこのディスプレイは、鮮明で明瞭な心筋境界の描出を可能にし、カラードプラの表現もさらに鮮やかになった。新しいEPIQ CVxを見た臨床医の75%が、EPIQ CVxディスプレイのユーザー・エクスペリエンスが向上したと回答している。


製品に関するお問合せ先
(株)フィリップス・ジャパン お客様窓口
TEL 0120-556-494
www.philips.co.jp/healthcare

 

心臓の3D画像を取得できる経胸壁マトリックスプローブを搭載した循環器科向け超音波診断装置「LISENDO 880LE」

日立製作所は、循環器科向け超音波診断装置の新製品「LISENDO 880LE」を販売開始した。

超音波診断装置は、非侵襲で被検者の身体の負担が少なく、リアルタイムに体内を画像化できるため、医療現場で欠かせない検査機器となっている。循環器科の検査においても、全身に血液を送る心臓の動きをリアルタイムに見られることから、広く使われている。

同社は、1960年に世界で初めて医用超音波診断装置を開発して以来、画質の向上を図るとともに診療科や用途に応じたアプリケーションを提供してきた。2017年5月には、循環器領域に適した画質、使い勝手を兼ね備え、血流を視覚化するアプリケーションを搭載した「LISENDO 880」を発売した。

今回販売を開始した新製品は「Pure Image」「Your Application」「Seamless Workflow」をコンセプトとした「 LISENDO 880」の機能を継承し、心臓の機能評価を円滑に行うプローブと自動計測機能を搭載している。


製品に関するお問合せ先
(株)日立製作所 ヘルスケアビジネスユニット
グローバルビジネス統括本部
TEL 03-6284-3100(直通)
http://www.hitachi.co.jp/healthcare

 

汎用 FPD(CR)収納バッグ「キャリーバッグ」

大林製作所は、汎用FPD(CR)収納バッグ「キャリーバッグ」を発売した。FPD、ノートパソコン(タブレット)などを整理、収納、運搬できる汎用型の商品。

【主な特長】

・FPDやパソコン、ケーブル類などをこの「キャリーバッグ」一つで整理・収納・持ち運びができる

・収納部は、厚さ10mmのクッション材で覆っている(前、横ポケット

にクッション材はない)

・17×17サイズも収まるゆったりスペースの2室構造で、同時に4枚までのFPDが収納できる

・また1室にFPD、もう1室にパソコンや書類の収納などフレキシブルに使用できる

・忘れものを防ぐ、存在感ある配色を採用

・病棟や廊下、車内、一般家庭など、どこに在っても視認できる


製品に関するお問合せ先
(株)大林製作所
TEL 048-222-3800
http://www.obayashi-mfg.co.jp/bag/bag.html